ワインボトル

ワインは世界中で楽しまれているお酒で、ぶどうの品種や醸造方法によって味わいや香りが大きく異なります。赤ワイン・白ワイン・ロゼ・スパークリングなど、種類ごとの特徴を理解すると、料理との相性をより楽しむことができます。
 

本記事では、ナチュールワインにスポットを当てて基本情報やペアリングの考え方を解説し、実際にナチュールワインと合う料理の組み合わせもご紹介します。
ナチュールワインをもっと身近に楽しむためのヒントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。
 

【この記事からわかること】

  • ナチュールワインの基礎知識と特徴
  • 料理とワインを合わせる際のペアリングの考え方
  • ナチュールワインに合う具体的な料理例
  • VANSANのメニューとナチュールワインのおすすめペアリング

ワインの種類別の味わいと基本情報

ワインは種類ごとに味わいや香りが異なり、それぞれの特徴を理解することで料理との相性をより楽しめます。
 
・赤ワイン:果実味とタンニンが豊かでコクがあり、ステーキや煮込み料理と好相性。
・白ワイン:爽やかな酸味とフレッシュさがあり、魚介やさっぱりした前菜に最適。
・ロゼワイン:赤と白の中間的な味わいで、軽めの肉や野菜料理と合わせやすい。
・スパークリングワイン:泡の爽快感と酸味で、前菜や軽めの料理にぴったり。
 
こうした基本を押さえたうえで注目したいのが「ナチュールワイン」です。一般的なワインと同じく種類別の味わいを持ちながら、ぶどう本来の個性をストレートに感じられる自然派ワインです。
 
次は、ナチュールワインの魅力と料理とのペアリングについて見ていきましょう。
 

ナチュールワインとは?自然派ワインの魅力

ナチュールワインは、ぶどうの栽培から醸造まで可能な限り自然に寄り添った製法で作られたワインのことです。化学肥料や農薬を抑え、醸造過程でも酸化防止剤などの添加を最小限にとどめるため、ぶどう本来の味わいがストレートに表現されるのが特徴です。

ナチュールワイン比較表

出典:『ナチュラルワイン』(ナチュール)の正しい解説。
https://www.mottox.co.jp/column/wine/

 
 

ナチュールワインの特徴

・果実味が豊かで飲みやすい
・軽やかでフレッシュな口当たり
・酸味や香りに個性がある
・料理と合わせやすい柔らかい余韻
 
自然な製法ゆえに味わいが一本調子にならず、飲むたびに新しい表情を見せてくれる点も魅力です。
 

ナチュールワインと料理のペアリングの基本

ワインと料理を合わせるときには、いくつかの基本的な考え方があります。
 

ペアリングのポイント
 

・味わいの強さを合わせる

軽やかなワインにはあっさりとした料理、コクのあるワインには濃厚な料理を合わせるとバランスがよくなります。
 

・食材の風味と調和させる

食材の特徴に合わせてワインを選ぶと美味しさが引き立ちます。
例えば、トマト料理には酸味のある赤やロゼが好相性で、味わいに奥行きが生まれます。
 

・補填のペアリング

料理に足りない要素をワインで補う考え方。クリーミーな料理には酸のあるワインを合わせ、味わいを引き締めます。
 
ナチュールワインは柔らかい酸や果実味を持つものが多く、幅広い料理に合わせやすいのが大きな特徴です。
 

ナチュールワインとペアリングをもっと楽しむためのポイント

初心者は「王道ペアリング」から

最初は、トマトソースのパスタとナチュール赤、白身魚とナチュール白など、わかりやすい組み合わせから始めるのがおすすめです。
 

シェアして楽しむ

豊富なメニューがあるお店では、複数人で料理をシェアし、ワインを数種類オーダーすると、ペアリングの楽しみが一気に広がります。
 

季節ごとのおすすめを試す

ナチュールワインはヴィンテージや季節感も大切。春は爽やかな白、秋は深みのある赤など、季節ごとの提案をスタッフに聞いてみるのもおすすめです。
 

ワインリストから新しい発見を

「少し冒険してみたい」と思ったら、あえて普段選ばない色のワイン(オレンジやロゼなど)を試すのも楽しみ方のひとつです。料理の印象も変わり、新しい相性を発見できます。
 

ナチュールワインに合う料理ジャンル

ナチュールワインは、特に以下の料理との相性がよいとされています。
 
 

イタリアン(パスタ・ピザ)

イタリアンとナチュールワインの相性は、まさに王道のペアリングです。
トマトソースの酸味やフレッシュなバジルなどのハーブ、チーズの濃厚なコクは、ナチュールワインの持つ自然な酸やフルーティーさと美しく調和します。
特に、トマトベースのパスタやマルゲリータピザには軽やかな赤ワインを合わせると、料理とワインの酸が響き合い、後味をすっきりまとめてくれます。
クリーム系やチーズをたっぷり使ったカルボナーラやクアトロフォルマッジには、オレンジワインの渋みや厚みのある白ワインを合わせると、重さを感じさせずに最後まで楽しめます。
 

肉料理

肉料理とナチュールワインのペアリングは、料理の種類によって選ぶワインが変わります。
鶏肉や豚肉のように脂が軽めの肉には、軽やかでフレッシュな赤ワインを合わせると、肉の旨みを引き立てつつ後味をさっぱりと整えてくれます。
逆に、牛肉のように旨みが凝縮した赤身肉やステーキには、果実味豊かでボディのしっかりした赤ワインを合わせると、肉の力強さに負けずに調和します。
特にナチュールワインの赤は果実のピュアな風味が際立つため、肉本来の美味しさをよりダイレクトに感じられるのが魅力です。
 

魚介料理

魚介料理には、白ワインやオレンジワインとのペアリングがおすすめです。白身魚のカルパッチョやアクアパッツァなど、繊細な旨みを持つ料理には、爽やかでミネラル感のあるナチュール白が相性抜群。
シーフードパスタや渡り蟹のトマトクリームのように、旨みとコクの強い魚介には、果実味に加えてしっかりとした酸を持つナチュール白、またはオレンジワインを選ぶと、料理全体が引き締まってバランスが取れます。
オレンジワインのほのかな渋みは、甲殻類や貝類の濃厚な旨みによく合います。
 

チーズや前菜

ナチュールワインは、その個性豊かな味わいから、チーズや前菜とのペアリングで特に魅力を発揮します。
フレッシュチーズには酸のある白ワインを、熟成チーズには深みのある赤やオレンジワインを合わせると、それぞれの風味を引き立てながら新しい味わいを生み出します。
また、生ハムやサラミ、レバーパテといった前菜には、フルーティーな赤や軽やかな泡を選ぶと、塩気や旨みと絶妙なコントラストを楽しめます。
前菜の盛り合わせを頼んで、ワインをグラスで少しずつ試すのも、ナチュールワインのペアリングを体験するうえでおすすめの方法です。
 
つまり、カジュアルに楽しめるイタリアンはナチュールワインとの親和性が抜群です。
 

VANSANで楽しめるナチュールワイン

VANSANでは、料理と一緒に気軽に楽しめるナチュールワインを2種類提供しています。
 
 
ナチュール ビアンコ(白・ミディアム・辛口)
品種は
トレッビアーノ・ルビコーネ。白い花や果実の豊かな香りが広がり、フレッシュでミネラル感のある味わいが特徴です。爽やかな飲み心地は、魚介料理やチーズリゾット、クリーム系パスタとの相性抜群。料理の旨みを引き立てながら、すっきりとした余韻を楽しめます。
 
 
ナチュール ロッソ(赤・ミディアム・辛口)
品種は
サンジョヴェーゼ・メルロー・ルビコーネ。スパイシーな香りと果実味にあふれ、柔らかいタンニンとしっかりとしたボディを備えた赤ワインです。トマトベースのパスタや肉盛りグリルのようなジューシーな料理と好相性で、口の中に豊かな旨みを広げてくれます。
 
 
VANSANのナチュールワインは、カジュアルに楽しめる価格帯でありながら、食事の時間をぐっと引き上げてくれる存在です。初めてナチュールワインを試す方にもおすすめの一杯といえるでしょう。
 
 

VANSANのドリンクメニューはこちらから

VANSANで楽しむナチュールワインと料理のペアリング

ボローニャ風生ハムサラダ×ナチュール ロッソ
 
塩気と旨みが凝縮した生ハムには、果実味豊かなナチュール ロッソが好相性。
赤ワインの酸味が油脂のコクをやさしく流し、肉の旨みを引き立てます。
 
ボローニャ風生ハムサラダ
 

エビとブロッコリーのアヒージョ×ナチュール ビアンコ
 
ガーリックオイルで煮込んだエビの旨みと塩気に、フレッシュなナチュール ビアンコがぴったり。白ワインの酸がオイルの重さを軽やかにまとめ、素材の香りを引き立てます。
 
エビとブロッコリーのアヒージョ
 

5種チーズ盛り合わせ×ナチュール ビアンコ
 
クリーミーなチーズは白の爽やかさで、ハードタイプのチーズは酸味とミネラルで奥行きをプラス。ナチュール ビアンコなら一皿の中で多様な味わいをすっきり楽しめます。
 
5種チーズ盛り合わせ
 

ブラータとトマトのカプレーゼ × ナチュール ビアンコ
 
濃厚なブラータチーズとフレッシュなトマトには、爽やかな酸味が心地よいナチュール ビアンコが好相性。
白ワインがチーズのコクを引き締め、トマトの旨みと香りを一層引き立てます。
 
ブラータとトマトのカプレーゼ
 

悪魔のパスタ×ナチュール ロッソ
 
トマトとニンニクの力強い味わいを、赤の果実味と酸が心地よく調和。
辛さやコクをワインがやさしく包み込み、最後まで飽きずに楽しめます。
 
悪魔のパスタ
 

マルゲリータ×ナチュール ロッソ
 
トマトベースのマルゲリータには、果実味豊かなナチュール ロッソが相性抜群です。
赤ワインのやさしい酸味がトマトの旨みを引き立て、バジルやモッツァレラリーズの風味とも調和します。
 
マルゲリータ
 
 

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よくある疑問(FAQ)

 

Q1:初めてナチュールワインを飲むなら、どんな料理と合わせればいいですか?
A:トマトソースのパスタやマルゲリータなど、酸味と旨みのある料理が試しやすいです。

 

Q2:普通のワインより高いのでは?
A:生産量が少ないため価格には幅がありますが、VANSANではグラスでも気軽に楽しめるようにご用意しています。

まとめ|ナチュールワインのペアリングを楽しむならVANSAN

 

ナチュールワインは、その自然な味わいと柔らかい個性によって、料理とのペアリングが楽しみやすいワインです。酸味・果実味・渋みを意識して合わせれば、初心者でも気軽に取り入れることができます。
 
VANSANでは、ナチュールワインと相性抜群のメニューを幅広く取り揃えています。カジュアルに楽しめる雰囲気の中で、自然派ワインの奥深さを体験してみてください。

 
 
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